ソウル・インフルエンサーズ
さて実際に短編小説を書くとなると、やはり難しい😂
何しろ未だ嘗て小説らしいものはびた一文書いたことはないし、そもそもぼくの文章力なんかあの村上春樹よりほんの少しだけ上手なレベルに過ぎないワケで…💧
でもまー、ソウル・インフルエンサーとして出会えたミッキー(子年の美希とゆーことで)が少しでも喜んでくれるならって、今回短編小説にチャレンジしてみることにする。
●本編
僕には一卵性双生児の妹がいる。
正確には、「いた」と言った方がいい。
と言うのも、母親の出産の際、妹は元気な産声とともにこの世に生を受けたのだが、僕の方は、いそのけの長男としてこの世に生を受けることもなく
ゲノムのちょっとした配列違いがあったのか、細胞分裂が不活性だったのかその理由は定かではないが、とにかく僕の存在はカミオカンデの中でしか確認できないニュートリノという素粒子なのだ。
そう言う意味では、僕は物理学的な存在としては生を受けていて、兄妹として生まれるはずだった妹のことを空の上からいつも見守っている。